
ネパールでも、日本と同様に、若い人々が地方から首都へ行くという現象が発生しています。日本では、国の政策として若い人を地元に誘致する政策がとられました。その結果、Uターン現象が日本の若い人たちの間で現れ、今では地方へ分散しつつあります。日本の経験などをネパール政府も参考にして、もっとタライ低地の重要性というものを訴えていくべきだと私は思っています。 また、先程、人口移動の統計分析についてご意見がでましたが、私の知る限り、統計上で移動について見ますとカトマンズの方に人が流れてきています。出生地統計をやはり詳しく見て、どのような人たちが移動しているのかということを見いだしていくべきだと思います。また年齢別にも見ていく必要があります。こういった統計は探せばきっとあると思います。 今回、私の調査の中では、使用しませんでしたが、性別、年齢別に見ていくことが必要です。1991年のデータによると、この移動と出生地の関係が非常に密接に関係していると思われます。この人口移動に関して、次の調査を行うときには詳しく分析を行っていきたいと思います。 実際に何が起こっているのか、そしてこの人口移動の流れがどういうものであるのかをさらに調べていきたいと思います。 議長いかがでしょうか。
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